転職活動は、自分を高めるために始めたはずなのですが、思った以上に成果が出せない状態が続くとストレスいっぱいになってしまいます。
転職活動は一人の戦いであるため、ストレスを解消することが難しいのです。
ストレスは不安を招き、転職活動にも日常生活にも悪影響が出てきます。
今回は、転職活動中にほとんどの人が直面する「ストレスいっぱいの状態」になったときの対処方法についてお話しします。
ストレスフル状態:夜も寝られず食べられなくなった状態の対処方法
転職活動は、一人の戦いであり終わりが見えないため想像以上にストレスになるものです。
多少のストレスは「しょうがない」ことかもしれません。
しかし、夜になると今後のことが気になり眠れない状態ならば注意が必要です。
睡眠時間が減ってしまうと、体だけでなく心も不安定になりがちです。
また、睡眠不足の状態で面接に歩いていてもよい結果が出る可能性は低いでしょう。
睡眠に影響が出るくらいストレスがたまってきたのならば、転職への思いが強すぎるのかもしれません。
転職は、自分の生活をより良いものにするための手段と考え、「転職だけが人生じゃない」と心を軽くするようにしましょう。
ただ、睡眠不足だけでなく食欲にも影響が出ている場合は転職活動を一時中断したほうがいいかもしれません。
睡眠と食事がとれない状態は、思っている以上に心がストレスに負けている可能性があります。
状況によっては、医療機関への受診も考えたほうがいいでしょう。
ストレス80%状態:自信がなくなり今後の転職活動のめどがたたない
転職活動をしていると、面接担当者によっては傷つけるような言葉を投げかけてくることもあるかもしれません。
1社落ちるたびに「自分を必要としてくれる会社はあるのか」と不安になり、自信をなくしますが、転職はタイミングです。
落ちるたびに理由や反省をするのではなく「切り捨てる能力」も転職活動には必要です。
ストレスの原因は「先行き不透明」である状態かもしれません。
転職計画をもう一度見直し、具体的なスケジュールを組みなおしてみるといいでしょう。
例えば「転職活動は1年間とし、1年以内に採用が決まらなければ雇用形態にこだわらないこととする」と決めてしまうだけでも心は楽になるのではないでしょうか。
転職活動のストレスは「先が見えない」ことなのです。
自分で少しでも見通しをたてることが転職活動のストレスを乗り越えるコツでしょう。
また、自信がなくなっているときには自分の良い面に注目してみます。
ストレスがたまってくると、悪い面しか見えなくなってしまいます。
家族や友人と会い、自分の良い面を聞き出してみましょう。
人と話すことでストレスを解消することもできるのです。
ストレス50%状態・何社か落ちてしまった状態
転職活動は、ストレスが伴うものです。
自分に自信を持っている人ほど落ちてしまったときのショックは大きくなります。
転職を考える人の中には「自分ならばもっと大きな会社で大きな仕事ができる」と思っている人もいます。
しかし意外と外に出てみると、思っていたよりも現実は厳しいことがわかるでしょう。
何社か落ちてしまった状態は、多少のストレスはたまっているかもしれません。
しかし、まだこの状態のストレスは「踏み台」に変えることができます。
面接で嫌なことがあれば見直しをして、その後に生かすようにしましょう。
転職活動は、初対面の人と話すだけでなく「収入がなくなる」という大きなストレスを抱えることになります。
面接に関するストレスは乗り越えるしか対処方法はないのですが、金銭的なストレスは事前に準備しておくことで軽くすることができるでしょう。
転職活動のストレスを少しでも軽くするコツは「準備」にあるのかもしれません。