転職の志望動機のNGワードと好印象を与える方法・考え方!知らないともったいない!


転職者にとって、志望動機は「どこまで正直に書いていいものか」悩むものです。
正直な志望動機をそのまま書いてしまえば、前職に対する不平不満を並べただけになってしまうこともあるのです。

今回は、採用担当者を納得させつつ、好印象を与えられる志望動機の考え方についてお話しします。

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過去の自分を疑わせる志望動機 NGワード:「心機一転」「心新たに」

転職者の志望動機をみていると、前職場の悪口まではいかなくても「不満が合って退職したな」と思うことがあります。
前職場で不満があった人は、採用担当者からみれば「どこにいっても不満を感じる人ではないか」と思ってしまうのです。

また、志望動機の中に「心機一転」という言葉を使う人がいます。
心機一転とは、心を入れ替えて頑張るということです。
採用担当者としては、やはり「心を入れ替えなければならないようなことがあったのか」と勘繰ってしまうのです。
「心新たに」も同様です。

会社に求めることが多すぎる志望動機 NGワード:「勉強させていただきたい」「成長したい」

転職の志望動機が「勉強したい」や「成長したい」である人は、社会人としての考えが甘いと思われてしまうかもしれません。
社会人になっても成長したいと思う気持ちは素晴らしいことですが、会社に「育ててもらう」とは書かないようにしましょう。
「勉強し続けたい」や「常に向上心を持ち続ける」など、自分から行動を起こせる印象を与えることができれば、好印象な志望動機になるでしょう。

可もなく不可もない志望動機 NGワード:「御社に魅力を感じた」「御社に貢献したい」

一番志望動機で使われている言葉が「貢献」ではないかと思うほど、志望動機の中に登場する単語です。
市販されている「志望動機の考え方」にもしばしば登場します。
しかし、大勢の人が使う言葉にはインパクトがありません。
ただ単に「御社に貢献したい」と言われても、どのようにして貢献するつもりなのかを聞きたくなります。

また、「御社に魅力を感じた」や「貢献したい」という志望動機は、業種や会社を問わずオールマイティに使える言葉です。
採用担当者の印象に残る志望動機とは、「わが社だから志望した」と思わせる志望動機です。

意欲だけが先走っている志望動機 NGワード:「頑張ります」「やらせていただきます」

志望動機の文末は意外と難しいものです。
すべての文末が「いただきます」で終わっていると、読み終わった後にパワーを感じない傾向があります。
どうしても「やらせていただきます」の印象は、受け身であることが多いのです。
採用担当者が転職者に求めることは、新しい人材であることなのです。
指示通りに忠実に動ける人材を求めるならば、従来の従業員を丁寧に育てたほうが近道かもしれないのです。

また、「頑張ります」は印象に残らない言葉です。
志望動機を読んだ後、仕事に対する意欲を感じることができれば、採用担当者の心に残るでしょう。
しかし、「頑張ります」という言葉は、志望動機の中では意欲として感じるにはパワーが足りないのです。
文字数を稼ぐために「頑張ります」と書くのならば、逆に印象を悪くしてしまうことがあります。

まとめ

志望動機は、書類選考でも重視される項目です。
書面で伝えることは、口頭で伝えるように表情を付け加えることができません。
志望動機を考えたら、もう一度読み返して採用担当者がどう受け取るのかを想像してみるといいでしょう。