転職活動をしているとき、意外と困ることが「雨」です。
雨が降っていると、どうしても荷物が多くなるため、面接会場についても置き場所や扱いに困ることがあります。
雨が降ると、全体的にテンションが下がって、普段ならうまくいくものも、意外と苦戦したりします。
それでも、転職面接は、よほどの荒天でない限り予定通り行われます。
今回は、そんな雨の日の面接でも、できるだけスマートにかつ、ストレスなく面接を受けるために、今回は便利な4つの必須アイテムを紹介します。
長傘ではなく「折り畳み傘」
雨の日の必需品と言えば「傘」です。
しかし、傘ほど扱いに困るものはありません。
つい長傘をさしてしまうと、会社に到着した時に置き場所に悩みます。
一般的な会社ならば、入り口付近に傘置き場があるため、そこに置いていくことになります。
しかし、帰りに雨が上がっていると面接が終わった安心感から傘を忘れてしまうのです。
忘れられた傘は、そのまま会社の傘置き場に放置されます。
あとから置き忘れに気がついて会社に戻ってもみっともないものです。
さらに、置き忘れたことに気がつかず、放置し続けたことが採用担当者にわかれば、評価に影響するかもしれません。
会社によっては、入り口に傘置き場がないことも多いのです。
大きなビルの中に、複数の会社が入っている場合には、社員の傘はロッカールームに置いてあります。
来客の傘は、案内係が預かることが多いのですが、預かってもらえない時には、余計な仕事をお願いすることになってしまいます。
面接に行くときには、長傘ではなく折り畳み傘を使うようにしましょう。
折り畳み傘ならば、会社に入るときには折りたたんでバッグにしまうことができます。
バッグに入れてしまえば置き忘れる心配もないのです。
ただ、雨に濡れた折り畳み傘を畳むと、かなり手が濡れます。
濡れた手が書類に触れてしまうと、書類にしわがよってしまいます。
傘をたたんでしまった後は、ハンドタオルでしっかりと手を拭くようにしましょう。
折り畳み傘には、付属の袋がついています。
濡れた状態ですが、折りたたんだ傘はバッグの中が濡れないように付属の袋の上から、さらにビニール袋に入れてからしまうようにします。
ヘアブラシではなく「櫛」
雨の日は湿度が高くなるため、髪質によってはボワッと膨らんでしまうことがあります。
朝、時間をかけて髪型をセットしても、雨の中歩いているうちに小さな髪の毛がツンツンと立ち上がり始めるのです。
男性ならば、面接を受ける直前に化粧室でブラシで整えることができるかもしれません。
しかし、女性で髪を結んでいる人はほどいて結びなおす時間はありません。
「結んできたから大丈夫」
と思っていたのに、なぜか雨の日は髪型が崩れるものです。
そんなとき、結んだ状態で髪型を整えることができるアイテムが「櫛」なのです。
櫛は、ブラシと違い線で整えることができます。
ブラシは、面であてる必要があるため、結んだ状態では扱いづらいのです。
また、櫛ならばサイズがコンパクトなので化粧ポーチに入れてもかさばりません。
面接を受ける前に化粧室で櫛を通すだけでも、スッキリとした印象に変わります。
いうまでもなく、髪型は、人柄をあらわす大切なポイントです。
面接では、髪型ひとつで大きく印象が変わるものです。
どんなに急いでいるときでも、面接を受ける前には一度鏡の前に立ち、髪型を整えるようにしましょう。
予備の靴下
雨の日の面接だからといって、長靴で面接に行くことはやめましょう。
最寄りの駅まで長靴で行き、履き替える人もいますが、長靴はかなりの大きさの荷物になるため、面接に持ち込んでしまうと扱いに困ります。
面接には、例え雨でも革靴で行きます。
ただ、革靴は徐々に雨が浸み込み、靴下を濡らしてしまいます。
面接中に革靴を脱ぐことは、ほとんどありませんが、靴下が濡れていると気持ちが悪いため、できれば乾いた靴下に履き替えて面接に臨みたいものです。
男性ならば、予備に黒い靴下を常にバッグに持っておきましょう。
採用後も黒い靴下を予備に持っていると、さまざまな場面で助かります。
例えば、急な葬儀が入ったとしても黒い靴下に履き替えることができます。
または、急に接待が入った時古い靴下でお座敷に上がることは抵抗があります。
接待の前に新しい靴下に履き替えておけば安心です。
女性ならば、新しいストッキングをバッグに入れておきます。
ストッキングは伝線しやすいため、予備を1足持ち歩くことは、社会人としてのマナーです。
雨を浸み込ませないゴアテックスの革靴
雨の日に長時間革靴を履いていると、内側まで雨は浸み込んできます。
内側まで雨が入ると、新しい靴下に履き替えてもすぐに濡れてしまいます。
さまざまな靴のブランドから「ゴアテックス」を使った靴が市販されています。
ゴアッテクスは、防水効果が高いにもかかわらず、蒸れない素材です。
価格は一般的な革靴よりも高価ですが、1足持っていると重宝します。
まとめ
今回は、転職活動で雨の日の面接で持っておきたい4つのアイテムを紹介してきました。
雨の日の面接は、ただでさえ気持ちが重くなりがちです。
できるだけ身軽に動ける工夫をして、面接での立ち振る舞いに影響が出ないようにしましょう。
採用担当者は、室内にいるため外から入ってきた人が濡れていたり、荷物が多いと目につくものです。
紹介した4つのアイテムは、採用後も役立つものばかりです。
持っていないようであれば、転職活動を機会にお気に入りのものを購入してみるのもよいかと思います!