「転職したい」と思うきっかけで意外と多いキーワードが「年齢」です。
とくに女性は年齢を重ねると「居づらい」と感じる職場はまだまだあるのではないでしょうか。
今回は、年齢を重ねても年齢を気にせずに働き続けることができる転職先についてお話しします。
「男性と同等でありたい」と頑張りすぎないこと
「年齢を重ねると居づらい職場」は少なくなりつつありますが、まだまだ残っているようです。
20代の若い人は、来客の目にとまるような部署に配属し、一定の年齢になったら実力にかまわず特定の部署に異動させるという職場もあります。
しかし、あきらかに「年齢」を意識させる職場ではないにも関わらず、年齢を重ねれば重ねるほど「居づらい」と感じる人もいるのです。
とくに「男性に負けたくない」や「男性と同等でありたい」という気持ちを持っている人は、常に自分と男性全員を比較するため、必要以上に年齢や結婚を意識してしまうことがあります。
一昔前は、同等の能力を持つ男性と女性がいたならば、男性の方が昇進することもあったかもしれません。
しかし最近は、男女で考えるのではなく、個人の能力で評価されるようになっています。
周囲や会社は年齢について気にしていないにもかかわらず、自分自身が必要以上に年齢を気にすることで、自分で居づらくしていることもあるのです。
年齢や結婚をコンプレックスに考えてしまう女性は、頑張りすぎているのかもしれません。
長く働き続けるためには、必要のないことに気を使わず、心身ともに疲れないようにすることが大切です。
自分と比較する対象を「男性」や「年齢」にするのではなく、自分自身にするだけでも居づらさは感じにくくなるでしょう。
実際に幅広い年齢層の人が多い職場を選ぶ
古風な会社で、能力や適性ではなく、年齢に応じて異動があるような場合は転職を考えてもいいでしょう。
「社会に出て初めてわかったこと」を踏まえて活動できるところが、就職活動と転職活動との大きな違いです。
また、転職するときには「自分が職場に何を求めているのか」が具体的にわかっているため、就職活動よりも自分が「長く働きたい」と思える職場に出会える可能性が高くなるでしょう。
とくに年齢が「働きにくさ」のポイントになって転職する人は、仕事内容だけではなく実際に働いている人の年齢層に注目して転職活動を進めてみましょう。
転職活動をしているとき、求人情報の会社紹介欄に「若い力を活かせる職場」や「若いパワーあふれる職場」という言葉を目にすることがあります。
これらの言葉は、活気ある明るい職場をイメージする言葉ですが、裏を返せば「若い人しかいない職場」と受け取ることもできるのではないでしょうか。
年齢を意識せず、長く働ける職場に転職したいならば、実際に年齢を重ねても落ち着いて働いている人がいる「実績」を持っている職場を探すことが大切です。
実際に幅広い年齢層の人が働いている職場は、幅広い年齢層の受け皿を持っている職場です。
一緒に働く同僚も幅広い年齢層の人と接することに慣れているため、職場の中で年齢を重ねていく人がいても、意識することがありません。
幅広い年齢層の人が働いている職場以外にも、定年退職の後任者として中途採用している職場は年齢を気にせず働き続けることができる職場でしょう。
小さな事務所で女性一人が事務員として働く場合は、長く働けば働くほど同僚の信頼を得ることができ、居心地がよくなる傾向があります。
一人で事務を任される職場は、ルーチン業務だけでなく冠婚葬祭業務も行います。
冠婚葬祭経験の少ない若い人よりも、人生経験豊富な人のほうが採用されやすいかもしれません。
自分の中でぶれない人生設計を持つ
どのような職場に行っても、自分自身が「年齢」を意識し続けてしまうと、いつかは再び転職を考えることになるでしょう。
年齢を意識しすぎて転職を繰り返してしまう人は、転職活動を始める前に自分の人生設計を考え直してみてください。
人生設計とは「自分がどう生きたいのか」「どう働き続けたいのか」を考えることです。
結婚や出産は、設計通りに進むとは限りませんが、働き方については設計することで転職先も変わるかもしれません。
例えば「収入は食べていかれる程度でいいから、5時には終業して老後の夢である居酒屋開業に向けて調理師免許を取得のために、専門学校と両立したい」という人生設計があったとします。
優先順位が、仕事よりも夢実現になっているため、「専門学校と両立できる職場探し」が転職の大きな目標になるのです。
自分の人生設計が具体的になったことで、転職活動の目的も明確になり、自分の年齢がさほど気にならなくなります。
転職のきっかけを年齢のせいにしている人は、年齢が気にならないような「ぶれない人生設計を自分の中で持つ」ことをしてみるといいでしょう。
ぶれない人生設計を持っていれば、年齢も気にならず、どこに行っても長く働き続けることができるかもしれません。
年齢を気にして転職する人は、外から自分がどう見られているのかを気にしてしまう傾向があります。
「年齢を気にせず長く働くことができる職場」に転職する一番のポイントは、自分自身が年齢を気にしないことなのかもしれません。
年齢を気にせず元気に働いている人は、周りから見ていても輝いてみえるものです。
自分の強みを診断したい方！
・応募時に8割がこの診断結果を添付！
・簡単に自己分析ができる！
・応募書類を書く際に参考になる！
・面接で使える「強み」がすぐわかる！
