ネイルやピアスは、今や身だしなみの一つとも言えるほど普及しています。
また、髪の毛を染めるのも一般的ですし、白髪が目立つ方は白髪染めなどもよくやります。
「あれ？でも、それって大丈夫かなぁ・・・」
なんて感じで、転職面接に行くとなると普段気にしていなかった小さなことまで気になり始めるものです。
別に冷静に考えると大したことないんですけど、なんか気になりだしたら、止まらないですよね、転職活動中は。
そこで、今回は、ネイルやピアス、髪の毛のカラーリングなど、「今さら誰にも聞けない小さな疑問」について、解説していきたいと思います。
転職面接でネイルはどこまで許される？
面接のときに、意外と目につく個所が靴と指先です。
最近は、マニキュアだけでなく装飾品がついたネイルが流行していますが、面接の時には装飾品がついたネイルは避けるべきでしょう。
ネイルの色も、スーツ姿に合った落ち着いた色を選びましょう。
実は、面接担当者はネイルの色と同じくらい「爪の長さ」を気にしています。
書類を受け取るとき、とてもきれいにマニキュアが塗られていても、長すぎる爪は清潔感がありません。
転職面接のときには、ネイルはベージュのジェルネイルか透明なマニキュア程度にしておいたほうがいいでしょう。
特に、飲食店の面接を受けるときには、なにもつけないほうが安心です。
飲食店では、ネイルは透明であっても「不可」としているところがほとんどです。
小さなピアスなら問題ない？
転職活動中は、地味なスーツを着ることが多いため、ピアスをつけたくなるかもしれません。
一般企業の面接ならば、小さなピアス一つ程度は許されます。
しかし、揺れるタイプのピアスや複数個のピアスは面接にふさわしくありません。
また、飲食店では異物混入の可能性があるため、ピアスを含む一切のアクセサリーを禁止していることがほとんどです。
面接担当者に余計な心配をさせないためにも、面接の時からアクセサリーはつけずに臨んだ方がいいでしょう。
髪は染めててもいい？白髪は染めなきゃダメ？
面接のとき、茶髪を真っ黒に染めなおしてくる人もいますが、自然な印象の茶髪であれば茶髪が不採用の理由になることは少ないでしょう。
ただ、赤や紫など個性が強い染髪は、採用担当者の好みが合否に反映されてしまう可能性もあるため、避けたほうが安心です。
白髪は、一度染めると根元から白くなるため、染め続けなければならないのかもしれません。
面接のときに、髪の下と上とで色が違ってしまうと不自然でしょう。
もしも、白髪を染めずに黒髪と白髪が混ざっているようならば、髪型をスッキリとさせてあれば問題ないでしょう。黒髪と白髪が混ざっていて、さらに髪が野暮ったくなっていると、清潔感がなくなってしまいます。
白髪は、年相応で生えてくるものです。白髪染めが合わない人が、面接のために無理して染髪する必要はありません。
接客業などで、業務上頭髪について心配がある場合は、面接の時にはっきりと確認しておくといいでしょう。
パーマについても、自然なパーマであれば問題ありません。ただ、ボリュームが出るパーマの場合は、束ねるなど「すっきりみせる」工夫が必要です。
まとめ
今回は、ネイルやピアス、髪の毛のカラーリングなど、「今さら誰にも聞けない小さな疑問」について、解説してきました。
ちょっとした疑問は、聞くに聞けずなかなか解決できないものです。
ネイルやピアスなどの普段なにげなくつけているものでも、職種によっては問題になることもあります。
面接を受けに行く前に、一度鏡の前に立ってこれから面接を受ける仕事について、「その場にふさわしいか」をチェックしてみましょう。
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