転職活動をしていると、面接が決まった時や面談の際に、
「自由な服装でお越しください」
と言われることがありますよね。
これ、先方的には気を使ったつもりでそう言っているのかもしれませんが、こちらとしては結局どういう格好をして言っていいのかがわからず、めちゃくちゃこまりますよね！
結局この「服装自由」は、スーツで言った方がいいのか、でも逆にみんな私服で来ているとこにスーツでいくと、逆に柔軟性のないやつとか思われるかもしれないなと、考え出すとキリがありません。
これはこちらからすると本当に面倒な言葉で、何を着ていけばいいんだよ、と思ってしまいます。
そこで、今回は、転職活動で「服装自由」は何を着ればいいのかについて、解説していきたいと思います。
スーツが無難
さて、自由な服装で来ていいよと言われたわけですが、結論からいつとやはり「スーツ」が無難です。
スーツというのは、いつも転職活動で使っている普通のスーツです。
と言いますのも、人事が本当に服装は自由だと思っているかどうか、怪しいからです。
服装は自由だと言ってはいるけど、会社に行く以上はスーツで来るべきだろ、という意見の人事はとても多いです。
また、スーツを着ないということは、自分の好みで良いと思った服を選ぶということになるんですが、その場合は服の趣味・好みが人事にバレるということです。
こちらの服の好みが、もし人事が嫌いなものだったらと考えると、余計なリスクは取りなくないものです。
たとえば、あなたが着ていった服が、昔、人事が嫌いだった人が着ていた服に似ていたりしたら・・・。
服だけじゃなくてあなたの評価自体も下がるかもしれませんよ。
というわけで、やはりスーツが無難だと思います！
「服装自由なのになんでスーツで来たの？」と聞かれることもあるかもしれませんが、
「これが一番良いと思いました」「会社に行くときはやっぱりスーツが落ち着きますので」などと答えればいいです。
向こうが服装自由だと言ってるんだからスーツでも問題ないわけです。
変なところでリスクを取る必要は全くありません。
アパレル業界にはご注意を
でも、服装自由でと言われたときに、スーツではまずい業界もあります。
それがアパレル業界です。
アパレル業界の面接で「服装自由」と言われた場合は、少し話が変わってくるんです。
この場合は、「服装自由」といいながら、実際は、
「あなたの服のセンスを見せてくれ」
と暗に言ってきているのです。
これから服を売る仕事に就くわけだから、もちろん服のセンスが良い社員であってほし、
ファッションについてどれだけ理解があるのか知りたい、という意図があるわけです。
しかし、これはあまり難しく考えなくていいです。
「仕事中以外で会社の人と会うなら、これくらいでいいかな？」
くらい気持ちで服を選べばいいのです。
清潔感があり、奇抜すぎず、カジュアルすぎない服装を選びましょう。
よくある間違いですが、人事の目を引き、目立とうと思って派手な服を着ると
「服に着られている」と思われてしまいます。
TPOを弁えた落ち着きのある服装の中で、いかに人とはちがうものを出せるかがセンスの見せ所です。
さり気ないお洒落感を目指しましょう。
実は一番大切なのは清潔感
そして、あまり意識されていないことですが、実は一番大切なことは、
「清潔感」
なのです。
よれよれになったスーツを着ていたり、汚れた靴を履いていたりしませんか？
見た目だけではなく、臭いも気にしましょう。
喫煙者の方の場合はタバコの臭いがスーツに付いているかもしれません。
非喫煙者の方であっても、家族がタバコを吸っていたり、面接に行くための外出中に近くの人がタバコを吸っていたなんてこともありえますね。もし、自分のスーツが服が汚れているようでしたら、すぐにクリーニングに出しましょう。
清潔感なくして、良い人間関係など築けません。
まとめ
今回は、転職活動で「服装自由で」と言われた際に、何を着ればいいのかを解説してきました。
基本的には、服装自由と言われても、無難でリスクの少ないスーツやビジネスカジュアルでいくことがオススメです。
変なところでリスクを取る必要は全くありません。
ただし、アパレル業界だけは、服装自由の意図を汲み取る必要があります。
いずれにせよ、清潔感のある服装を心がけるようにしましょう！
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