「プチプラファッション」の火付け役となった外資系アパレルショップですが、客としてだけでなく、転職先として考える人も増えています。
今回は、外資系アパレルショップへの転職を考えたとき、
「そういえば、どうなっているんだろう??」
と思う、そんなちょっとした疑問について解説していきたいと思います。
勤務中に着る服はどうするの?
大手外資系のアパレルショップを訪れると、店員は現在店舗で販売されている商品を着用していることがほとんどです。
それらの服は、社販で割引購入していることが多いようです。
割引率は2割引き程度が多く、店内での販売が終わった着用してはいけないところもあります。
靴を販売している場合は、靴も販売中の商品を履くように言われることもあります。
しかし、靴は色柄の指定のみで、他社の商品を使ってもいいところが多いようです。
人気アパレルショップで働く場合、来店する客は店員のファッションを参考にすることがあります。
そのため、店員として働くには、ある程度のファッションセンスが求められます。
一般企業では、染髪やピアス、ネイルに厳しい規則がありますが、アパレルショップでは、染髪はかなり許容範囲が広くなっています。
ネイルは、長い爪は客や商品を傷つける可能性があるため、禁止していることもあります。
ピアスは、ほとんどの会社で許されていますが、落下して商品に入らないようにする必要があります。
採用されるために必要なことは?
人気アパレルショップは、外資系が増えています。
商品のタグも本社とのやりとりも日本語ではない外国語になります。
採用されるためには、英語だけでなく中国語やスペイン語など二か国語以上の語学スキルを身につけておくといいでしょう。
また、アパレルショップでの仕事は接客だけではありません。
「バックヤード」といわれる倉庫のような場所で商品管理をすることもあるのです。
重い箱を持ち運べる体力も必要な要素の一つです。
人気アパレルショップで働くことのメリットは?
人気アパレルショップは、人気があればあるほど接客について厳しい指導を覚悟しておく必要があります。
「店内に客が入ってきたら挨拶をする」ことや敬語の使い方はとくに厳しくチェックされます。
接客マナーは、社会人として必要なことでもあるため、働きながらマナーや常識を身につけることができることが大きなメリットでしょう。
また、アパレルショップで働く場合、勤務中に着用する服は社員割引で購入することになります。
販売中しか着用することができないことも多いのですが、新商品をいち早く手に入れることができるチャンスでもあるのです。
人気アパレルショップでは、新商品が発売直後に売り切れることもしばしばあります。
新商品を確実に入手できることも、服好きな人にとってはメリットといえるでしょう。
まとめ
今回は、外資系のアパレルショップへの転職について、解説してきました。
アパレルショップへの転職は、人気がある店ほど狭き門になっています。
いきなり正社員として転職することが難しいようならば、アルバイトや短期のアルバイトから始めてみてもいいのではないでしょうか。