新卒で就職活動を始めるときには、すべてを買いそろえる必要があります。
一方、中途採用の転職活動では必要なアイテムは、ほとんどが揃っているため買いそろえる必要はないと考えている方が多いですし、実際にいま持っているアイテムだけで転職活動をする方もいらっしゃいます。
でも、それって、本当にそれでいいのでしょうか？
そうはいっても、物は使って行くうちに劣化もしくは味が出てくるものです。
使えば使うほど味が出てくるアイテムは、買い替える必要はありません。
そんな劣化するアイテムは、転職活動を機会に買いなおすようにしましょう。
今回は、転職活動を始めるときに買いなおしたいアイテムと賢い選び方を紹介していきます！
古すぎるものは清潔感に欠ける【靴】
靴は毎日使っているため、劣化したとしても自分ではなかなか気がつかないものです。
とくに通勤に履く革靴は、長年履いていると足になじみます。
なので、古いままの靴をいつまでもはくという方も少なくありません。
しかし、革靴はこまめに手入れをしなければ革が劣化してくるものです。
毎日磨かれている靴ならば、多少のしわはよっていても黒光りしていますが、雨に濡れても玄関にそのまま放置して自然乾燥させてきた革靴は、白っちゃけた黒色に劣化しているのです。
毎日見ていると靴の劣化は気が付きませんが、面接官は面接会場で初めて転職者の靴を目にします。
あまりにも劣化している靴は、清潔感がなくだらしがない印象を与えます。
転職活動を始めるときには、心を入れ替えるつもりで靴を新しくしてみましょう。
ただ、転職活動は意外と歩くことが多いものです。
道に迷ったり、会社が駅まで遠かったりすると想像以上の距離を歩き続けることになります。
新しい靴を転職活動につかうときには、靴擦れができないことを確かめてから使うようにしましょう。
靴は、面接官の視界に真っ先に飛び込んでくるアイテムです。
常に磨いてピカピカにしておくと、面接官にもよい印象を与えます。
ちなみに、転職活動で使用する靴は、ひもなしの革靴を選びましょう。
つま先がとがったデザイン性の高い革靴もありますが、面接には年配の面接官も多く入ります。
人によっては、デザイン性の高い靴を嫌う人もいるかもしれません。
できるだけシンプルな黒い物を選ぶ方が安心でしょう。
白色こそ古い物は目立つ【シャツ】
転職活動に一番必要なアイテムはスーツです。
新卒での就職活動と違い、転職者であればスーツの一着や二着は持っているはずです。
よほど色あせや破れがない限りは、スーツを新調する必要はないでしょう。
しかし、シャツは買いなおしたいアイテムです。
シャツは毎日着て洗濯をするため、知らず知らずのうちにえり回りや袖周りは黄ばんでいることが多いのです。
面接では、書類を受け取ったりするときに袖の内側が面接官から丸見えになります。
そのときに黄ばんでいれば、印象は悪いでしょう。
そして、シャツは洗濯を繰り返していくうちにどうしても型崩れをおこします。
毎日通勤用に着るシャツならば多少古い方が吸汗性が高くなっているかもしれませんが、転職活動の時には形が整っている新しいシャツを着たほうがいいでしょう。
また、転職活動の面接では、色物シャツを着ている人もいます。
いろいろな意見はありますが、面接の時には白色のシャツの方がさわやかな印象を与えます。
カフスボタンの袖口はおしゃれですが、面接官の年代によっては「生意気」と思われるかもしれません。
カフスボタンのシャツは、採用後に楽しむ方がいいでしょう。
急に情報が必要になっても対応可能【スマートフォン】
転職活動の三種の神器と言えば、スーツとバッグと携帯電話ではないでしょうか？
転職活動中は、在職しながら転職活動をする人もいます。
また、移動中に携帯電話に連絡が入ることもよくあることです。
面接中に携帯電話やスマートフォンをバッグから取り出すことはマナー違反ですが、移動中に次回の面接の予定や合否の連絡を受けることがあります。
そのときに、あまりにも古い携帯電話を使っていると音声が悪くて聞き取れないことがあるのです。
本来ならば、会社から電話が来そうなときには自宅で待機をしていたり、静かな場所で電話を待っている方がいいのです。
しかし、賑やかな場所で電話を受けてしまったとしても、性能が良ければ録音をしておくこともできるのです。
また、スマートフォンには、性能のいいカメラ機能もついています。
気になるものを見つけた時には、メモ代わりにカメラを使うこともできます。
さらに、電車の遅延情報や会社のホームページも移動中にチェックすることが可能です。
スマートフォンを持っていることで、転職活動をより効率的に行うことができます。
買い換えないほうがいいアイテムもある？
買い替えたほうが良いアイテムを紹介しましたが、たった一つ買い替えない方がいいアイテムもあります。
それはバックです。
化繊のバッグは買い替えたほうがいいですが、革製のバッグは使えば使うほど味が出てくるものです。
バッグの味は、社会人として一緒に歩んできた証であります。
革製のバッグだけは、多少古くなって傷んでいたとしてもメンテナンスをしながら使い続けることで「信用」を感じることができます。
まとめ
今回は、転職活動を始めるときに買いなおしたい３つのアイテムと賢い選び方について、解説してきました。
もちろん、持っているもので人を判断することはできません。
就職活動の合否は、人で判断させるので、持っているもので判断されるわけではありません。
しかし、持っているものの状態をみれば、人柄をかんじることもできるのではないでしょうか。
また、その場に合わせた服装や持ち物を持つことができる人なのかや、たとえば営業系の職種では清潔感を人に与えられる人なのかなど、もちものから判断されることもあります。
よほど完全に内勤でひたすらプログラムを書いているエンジニアのポジションへの応募とかならいいかもしれませんが、基本的に人と関わり、チームで仕事したり、お客さんと接するような場合は、持ち物や持ち物から相手に与える印象についても、注意をした方がいいかと思います！
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