転職活動で採用担当者の心に残る自己PRの考え方!簡単にできる心がけは?


転職者の多くは、市販されている書籍やインターネットからの模範的な自己PRを参考にします。
そのため、転職者の自己PRはどれも似たような内容になってしまう傾向があるのです。
そこで今回は、模範的な自己PRにちょっとした工夫をして、面接官や採用担当者の印象に残る自己PRの考え方を紹介します。
個性を加えることで、インパクトある自己PRになります。

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文章の【構成順序】を変える

模範解答となる自己PRの冒頭部分は「自己紹介」です。
自分の経歴を紹介し、今までに何をしてきたかの説明をします。

しかし、採用担当者が一番知りたいことは、その人の内面についてなのです。
「どのような性格」であり、「何を求めている人なのか」また価値観を知りたいのです。
一番知りたい内容を最初に持ってくることで、インパクトを与えることができます。

実務経験や学歴は、履歴書をみればだいたいのことがわかります。
自己PRで再び学歴について触れることは、せっかくのアピール欄を無駄に使ってしまっていることになるのです。

採用担当者は、多くの転職者からの履歴書に目を通します。
最初のうちはすべての文章に目を通しているかもしれませんが、徐々に文章の最初を読めば、だいたいの内容が予測できるようになってしまいます。
すると、冒頭部分を読むだけで終わりにしてしまうことも考えられるのです。

多くの自己PRでは、一番言いたいことを文章の最後に持ってくる傾向があります。
おそらく「まとめ」として、一番言いたいことを最後に持ってきているのですが、インパクトを与えるならばあえて冒頭部分に結論を持ってきましょう。

たとえば、「私は統率力があります。」と最初に言い切るのです。
そして、その後に「なぜならば」と続けます。
ちょっとした文章の組み換え変更だけでも、読む人には大きなインパクトを与え印象に残るものです。

ベンチャーならば多少【強気の自己PR】で印象づける

最近は、新しい企業がどんどん誕生しています。
歴史ある会社を受けるときには、突拍子もない自己PRや個性が強すぎる自己PRは嫌われる傾向があります。
しかし、ベンチャー企業の場合には「模範解答の自己PR」が嫌われることが多いのです。

ベンチャー企業は、今の時代を生きるために作られた会社です。
今までのやり方を忠実に再現するような人材では、新しい時代に太刀打ちできないと思われてしまうのです。
ベンチャー企業を受ける場合には、多少個性が強く出てしまったとしても「強気でアピール」する意欲が大切です。

ただ、「強気」を誤解してしまうと入社してから苦労することになりかねません。
「強気」とは、実力以上のアピールをするということではありません。
今現在の自分を過小評価する必要はないということです。
例えば、パソコンスキルについては、多くの人が自分の実力よりも過小評価していることがあります。
しかしパソコンスキルは、自分の努力次第でいくらでも伸びるものです。
現在のスキルが多少足りなかったとしても、「今後は資格取得を目指すつもり」と伝えることが「強気のアピール」なのです。

自己PR欄に自分のすべてを書かない

転職者は、今までの自分や経歴を知ってほしいと思うため、自己PR欄に小さな字で今までの自分のすべてを書きだそうとする傾向があります。

しかし、採用担当者も人間であるため、すべてわかってしまったことには興味がなくなってしまうことがあるのです。
つまり、自己PRには「ちょっとした疑問」を残しておくことが、面接へとつなげるコツなのです。
採用担当者が、自己PRを読んだあと

「これはどういうことだろう?もう少し話が聞いてみたい」

と思ったのならば、その自己PRは成功しています。
一方で、自己PRを読んだあと

「こういう人か。わかった」

とすべてをわかってしまったような気持になってしまう自己PRは、書きすぎているのです。
本当の自己PRは、やはり面接の場で行う方がインパクトがあります。
面接につなげるために自己PRを書くためには、「ちょっとした疑問」を残す工夫が大切なのです。

転職活動を始めると、とにかく採用担当者に自分をわかってもらうことで頭がいっぱいになってしまいます。
しかし、本当の自己PRの目的は「自分に興味を持ってもらうこと」なのです。

まとめ

今回は、転職活動で採用担当者の心に残る自己PRの考え方を解説してきました。
結構、自己PRを考えるのって、めんどくさいですよね。
しかも、それを書類選考や面接に通るように、戦略的に考えないといけません。
正直、そこまでいくと、プロに力を借りることをオススメします。

転職エージェントは、転職案件の紹介だけではなく、書類選考や面接に通る自己PRを書くプロでもあります。
転職エージェントからしても、書類選考や面接に通ってくれないと、1円の報酬も入ってきません。
なので、全力でサポートしてくれます。

ひとりでああでもないこうでもないと悩むよりも、まずは転職エージェントに力を借りて転職活動を前にすすめることがオススメです!