転職活動を始めてみるとさまざまな壁にぶつかります。
大きな壁というのは、
- 自分のスキル不足の壁
- 孤独な戦いの壁
- 求人情報集めの壁
の3つがあります。
自分の努力で壁を一つ一つ乗り越えることもできますが、一つ一つ乗り越えていたのでは時間がかかりすぎます。
転職活動は、長期化させないことも大切なポイントなのです。
今回は、短期間で効率的に壁を乗り越えるために「資格の学校」を活用する方法を紹介します。
転職活動は面接を受けることだけがすべてではありません。
振り返ってみたときに「転職活動中も有意義だった」と思えるような時間を過ごすヒントをお伝えします。
不足しているスキルを補える
転職をするということは、社会人としての経験はすでに持っているはずです。
しかし、新卒で就職活動から数年も経てば「求められるスキル」は大きく変化しています。
パソコンのスキルだけに注目しても、数年前はエクセルとワードが使えれば問題なかったはずが、今ではもっとたくさんのソフトを使いこなせる人材があふれているのです。
会社の中にいたときには、自分に欠けている部分を補える人が周囲にいることが多いため、自分のスキル不足を実感する機会が少ないかもしれません。
しかし転職活動をしてみると、自分に欠けているスキルが面接を受けるたびに前面に出てくるものなのです。
自分に欠けているスキルが具体的にわかることも、転職活動をするメリットかもしれません。
転職活動中は、自由に使える時間がたくさんあります。
とくに夕方以降は、面接が入ることもありません。
資格の学校に通い、欠けているスキルを補ってみましょう。
資格の学校は、駅から歩ける距離にあることが多く、学びたいスキルをピンポイントで学ぶことができます。
専門学校のように年間単位でカリキュラムが動くのではなく、数週間から数か月単位でカリキュラムが作られていることも転職活動中はとても助かります。
資格取得を目的としたカリキュラムを選べば、履歴書に書ける資格が増えるため一石二鳥です。
資格の学校は、時代の動きに合わせてカリキュラムを作っています。
学校のパンフレットに目を通すだけでも、求められているスキルが何かを探ることができるでしょう。
仲間ができて孤独から抜け出せる
転職活動中は、孤独の壁にぶつかります。
孤独の壁を乗り越えるためにも、資格の学校は適しているのです。
資格の学校は、専門学校とは違い学生の年齢が高めです。
30代から60代の人も通っているため、自分とちかい年齢の人と出会えるチャンスがあるでしょう。
年齢が近いということは、置かれている状況も近いことが多いのです。
転職に踏み切っていないとしても、新たなステップを踏み出す準備をするために通学しているかもしれません。
資格の学校は、席が自由であることがほとんどのため、思い切って「話したい」と思う人のそばに座って話しかけてみましょう。
転職活動中は「孤独」であることが大きなストレスになります。
面接を受けるために乗った電車の中でスーツ姿の人を見れば「あの人は働いているけれど、自分は求職中の身だ」と思ってしまうこともあるのです。
しかし学校に行けば、自分と同じ立場の人たちと出会うことができます。
例え話ができないとしても、実際に自分と同じ立場の人がいることを実感することができれば、気持ちは楽になるでしょう。
穴場の求人情報をみつけられることも
実は、資格の学校に通う最大のメリットは「穴場の求人」をみつけられることです。
転職活動で一番大切なことは「求人情報集め」ではないでしょうか。
どんなにスキルを身につけても、求人情報がなければ役立てることができません。
その点、資格の学校には資格取得後に活躍できる職場から「求人」が直接きていることが多いのです。
求人情報は、学校の掲示板や就職ファイルに書かれていることが多いため、受付で問い合わせてみるといいでしょう。
学校に直接出されている求人情報は、転職サイトや転職エージェントに出されていないことも多いため、一般的な求人と比べて応募倍率が低くなる傾向があります。
まとめ
転職活動の目的は「新たな働く場を探すこと」ですが、それだけではけして楽しい思い出にはなりません。
有意義で楽しい転職活動を行うためには、自分の向上と仲間と結果が大切です。
振り返ったときに「いい思い出」にするためにも、資格の学校を活用してみてはいかがでしょうか。
転職活動中は、条件を満たせば受講費の補助が受けられることもあります。
申込前に手続きが必要なため、受付で確認してみるといいでしょう。